日本古写経データベースは、経典名、経典番号、所蔵寺院などの項目によって目的の経典を検索し、日本に現存する古写一切経の
現存状況を一覧化して表示(注1)
(注1)奈良平安鎌倉写経の現存状況の一覧はそれぞれ以下の報告書に基づいています。
① 奈良帝室博物館正倉院掛『正倉院聖語蔵経巻目録』、1929年。
② 海野圭介「金剛寺一切経目録(暫定版)」(落合俊典『金剛寺一切経の基礎的研究と新出仏典の研究(科学研究費補助金基盤研究(A)・(1)研究成果報告書)』所収、2004年)。
③ 七寺一切経保存会『尾張史料 七寺一切経目録』、1968年。
④ 石山寺文化財綜合調査団『石山寺の研究 一切経篇』、1978年。
⑤ 京都府教育委員会『京都府古文書調査報告書第十三集 興聖寺一切経調査報告書』、1998年。
⑥ 大和郡山市教育委員会『大和郡山市 西方寺所蔵一切経調査報告書』、1984年。
⑦ 東北歴史資料館『名取新宮寺一切経調査報告書』、1980年。
⑧ 本門法華宗大本山妙蓮寺監修・中尾堯編集『京都妙蓮寺蔵『松尾社一切経』調査報告書』、1997年。
⑨ 国際仏教学大学院大学学術フロンティア実行委員会『愛知県新城市徳運寺古写経調査報告書 徳運寺の古写経』、2009年(経典レコードとしては「その他」の欄に表示されています)。
ただし、聖語蔵と石山寺本については、目録①④からそれぞれ室町時代以前の書写本のデータのみを抽出して採録してあります。
するとともに、本学に当該経典の古写経のデジタル画像が集積されている場合には、それらの画像を表示するシステムです。
画像が表示されない場合は、本学にそのデジタル画像が集積されていないか、あるいは画像がまだ登録されていないことを意味しています。正倉院聖語蔵や石山寺一切経などの画像は表示されません。
データのセキュリティ上の問題や古写経を蔵する寺院の所有権があるために、インターネット上で表示されるのは経巻冒頭部の画像(1カット分)のみとなっています。経巻全体のデジタル画像の閲覧は本学内においてのみ許可されており、閲覧を希望する方には本学図書館内での閲覧が認められます(2010年4月以降)。
平成17年度から平成21年度にかけて本学を拠点として行われた学術フロンティア事業では、 『貞元録』(注2) (注2) ここでいう『貞元録』とは、七寺所蔵の古本『貞元録』(七寺古逸経典研究叢書第六巻『中国・日本経典章疏目録』(大東出版社、1998年)所収「貞元新定釈教目録巻第二十九・巻第三十」)を指しています。 (西紀800年撰)に拠って刊本一切経以前の唐代一切経の全体を復元することを目的としていたため、当データベースにおける経典の配列は基本的に『貞元録』中の記載順に基づいています。この記載順にそれぞれ番号を付したものが当システムでいう「貞元録No.」であり、これは『日本現存八種一切経対照目録』(暫定第二版)に記載されている番号と同じものです。当対照目録のPDFは以下からダウンロードすることができますので、そちらもご参照下さい (http://www.icabs.ac.jp/frontia/publishing.html)。
なお、検索した当該経典に敦煌本が存在する場合には、「敦煌本情報を表示」のボタンを押すことによって詳細情報を表示させることができます。ここで示される情報は、本学附属図書館が『大正蔵・敦煌出土仏典対照目録 第2版』(2005年刊)をもとに、現在に至るまで継続的に追加・拡充している最新データです。 内容は、『大正蔵』の典籍番号・巻数、典籍の名称・巻数・選者・訳者等、敦煌本の各写本に対応する『大正蔵』の頁・段・行数と写本番号です。写本番号冒頭の所蔵者を表示する略号、影印本については、 略号一覧(注3) Clickすると『略号一覧』ウィンドウが開きます。 をご参照ください。